こんにちは、まいぷれ東大阪編集部です！

先日、郷土食の記事に「徳庵なら別品餅」というご意見をお寄せいただき、以来ずっと気になっていた「別品餅」（べっぴんもち）なるソウルフード。

ネットで調査したところ、残念ながら東大阪市内ではなく、鶴見区にはいってスグのところにお店があることがわかりました。しかし、多くの東大阪市民の方（徳庵地区の方）にとってのソウルフードとなれば行かないわけにはいきません！　ということで行ってきました！！！

稲田桃関係の方には有名な和菓子店、幸福堂を越え、JR徳庵駅の踏切を渡ると登場するのが「徳庵商連会」のアーケード。ここに入ったらすぐに「別品餅」という暖簾が見えてきます。

店に入ると、中にはなぜかおじさんが二人。どうやらそのおじさんがお店の人の様です。
別品餅は一本ずつ注文することができ、５本を注文。すると、おじさん二人がささっと手早く包んでくれます。なんかこちらも急がないといけない気がして、必死に５５０円を払ったのでした。

さて、その別品餅。食べると予想と少し違っていました。
まず、お餅が丸く無くて、平べったい。平たいみたらし団子みたいな形です。
そして、そのお餅は結構固い。きっと朝作り立ては柔らかくて夜には固くなるような感じなんでしょう。出来立てはきっと柔らかいお餅だと思います。

餅をトロリと包み込む餡は、粘りがあります。そして、ここが一番意外なのですが、きな粉味じゃないんです。これは、大豆をすりつぶした餡で、きな粉とは少し違う風味でした。原料は同じなんだけど。なんていうか、独特な味。甘いけど、あっさりしています。

徳庵地区の別品餅。どこにでもある味じゃない！ほんとにここだけの味。いつまでも徳庵のソウルフードを守ってほしいと思います(^^♪