こんにちは、まいぷれ東大阪編集部です。

本日は、先日実施された講演の取材についてご紹介します。

【今回の講演の経緯】

まいぷれ東大阪でも昨年ご紹介した　まちづくり意見交換会から発展した取り組みです。

その会で子育てを地域の課題テーマに取り組んだ方たちが議論を重ねてきました♪

・0歳～3歳までの子供を育てているお母さんが孤立しないように！
　　　　　　　　　　
　議論を重ねた結果　どのようにお母さん方にコンタクト・サポートするのか？
　　　　　　　　　　　　　↓↓↓
　・ＳＮＳ、スマホなどを通じて届けられるもの
　・直接訪問してサポートすることが大切

　上記のようなポイントを押さえて　このような課題を解決したモデル

　★ホームスタート　に声をかけて　今回の講演実施になりました。

　今回の講演は、ＮＰＯ法人ホームスタート・ジャパン　山田　幸恵さま

【ホームスタートとは】

　ホームスタートとは、未就学児が１人でもいる家庭に、研修を受けた地域の子育て
　経験者が訪問する「家庭訪問型子育て支援ボランティア」です。

　週に一度、2時間程度、定期的に約2～3ケ月間訪問し、滞在中は友人のように寄り
　添いながら「傾聴」（気持ちを受け止めながら話を聴く）や「協働」（育児家事や
　外出を一緒にする）等の活動をします。

「外出しづらい」「頼れる人が身近にいない」、そんな子育て家族をボランティアの
ホームビジターが訪問し、親子と共に過ごすことで子育て中の親の心を支えます。
時には子どもと一緒に公園や子育てひろばに外出する等、地域の子育て支援や人々と
つながるきっかけづくりも応援します。

　こちら団体の詳しい情報は、こちら↓
　http://www.homestartjapan.org/


　もともとは、イギリスから発祥
　日本でも2006年にスタートし、2009年にＮＰＯ法人化

　今では、世界22か国で採用されているモデルです。


　この仕組みが優れている点は、
　
　・成功している地域は、地域住民、自治体、民間連携できている事例がある。
　・スタッフの教育研修制度が整っている
　・まさかの時の保険制度もある。
　・立ち上げのフォロー体制がある。

　この制度を導入した　くまとりのＮＰＯ法人　坂本百合様　が具体的に
　取り組んでいる現状を説明されました。

　当日の参加された方は、具体的なお話に真剣に耳を傾けて
　
　どうしても伝わりにくい　まちづくり意見交換会の成果として　
　いい取り組みたと思います。

　【最後に】

　まちづくり意見交換会は、
　まちづくりを市民から課題を上げて、解決していく取り組みとして昨年から実施しています。

　最近では、参加者も減少し、第1シーズン、第2シーズンの違いも明確に理解されない
　状況だったと思われます。

　ただし、こうして真剣に取り組むことで、自治体だけでは、
　実施できない講演も実現できました。

　まちづくりという大きなテーマだからこそ、このような地道な成果を継続して
　伝えていくことが重要なのでは・・・・

　手法など見直しの時期に来ているのでは、ないでしょうか？