8月某日、職業相談窓口でCさんが泣き出しそうな表情で話しだしました。

昨日の面接に見えない誰かが居たんです。

今までの販売系の仕事から介護の仕事をやりたいなって考えが変わったんです。ハローワークインターネットサービスで近所にある施設の求人を見つけて、すぐにハローワーク布施の職業紹介窓口で紹介状をもらって面接に行ったんです。
面接担当の施設長さんは優しそうな方でした。でも、面接が始まると急に顔付きが険しくなり、「資格はいつ取得したの？」、「何年やってたの？」と矢継ぎ早に質問してきました。
え？それ誰のこと？そんな専門用語知らない。そんな資格持ってない。誰に聞いているの？私？え？え？なんで？なんでそんな目で見るの？
空気が変わった。
誰がいるの？

私じゃない誰かに質問している。

結局、私は一言も答えられず面接がおわりました。もう怖くて面接に行けません。

話し終えたCさんに、返却された履歴書と職務経歴書に目を通し終えた私は答えました。
「持っていない資格や経験を書いてはいけません。ハローワーク布施のセミナーを受講したり、職業相談窓口で書類の書き方を聞いてみましょう。異業種から福祉関係への初めての挑戦なら、ハローワーク布施の福祉人材コーナーに相談しましょう。業界や資格のこと、未経験者のアプローチの方法等のアドバイスを受けられますよ。また、介護系の職業訓練という選択もありますよ。」


ご注意願います！