プロによる ワインに合うレシピ
カツオのレアカツ 奈良漬けとみょうがのタルタルソース2018/10/17
カツオのレアカツ 奈良漬けとみょうがのタルタルソース by 大橋みちこ
カツオと奈良漬けの相性が絶妙!
カツオをサクのままレアに揚げ焼きにして、奈良漬を使ったタルタルソースをたっぷりと添えました。
奈良漬けの甘味とミョウガの爽やかさが絶妙な相性。
からしのピリッとした辛味がアクセントで、甘味はあるけどくどくない味に。
カツオ自体が味の濃厚な魚なので、タルタルソースもこれくらい味があっても合います。
奈良漬が手に入らない場合は、大根の味噌漬けでもいいし、味わいはガラッと変わりますが、らっきょうの浅漬けで作っても美味しいです。
材料
【材料(2人分)】
カツオ(刺身用) 約150g
塩 小さじ1/3
胡椒 たっぷりめに
薄力粉 適量
卵 適量
パン粉 適量
お好みの野菜 適量
(今回はルッコラを使用)
[タルタルソース]
卵 1個
奈良漬け 30g
みょうが 1個
パセリ 大さじ2
マヨネーズ 45g
酢 小さじ1
からし 小さじ1/2
作り方
【1】タルタルソースを作る。固ゆで卵を作る。(私は常温に戻した卵を沸騰したお湯に入れて11分茹でます。)
殻をむいて粗みじん切りにする。
【2】奈良漬けは5mm角くらいに、みょうがは縦半分に切って小口切りにする。パセリはみじん切りにする。
【3】タルタルソースの材料を全て混ぜる。
カツオに塩をまぶして、冷蔵庫で5分置く。
出てきた水分をペーパータオルで拭き取り、
胡椒をまぶす。
【4】カツオに、薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。
【5】フライパンに油を1cmくらい注いで、菜箸を入れてシュワシュワっと泡が出てくるくらいの温度(約180℃)になったら表面だけカリッと揚げ焼きにする。
粗熱が取れたら、お好みの厚さに切り、
野菜と一緒に器に盛り、タルタルソースを添える。
このレシピのコツ・ポイント
中まで火を通さないようにするポイントはギリギリまで冷蔵庫で冷やして置くことと、高めの温度で短時間揚げることです。
この料理に合うワインのタイプ
この料理に合わせたいのは、渋みが強くない赤ワイン。
カツオは赤身の魚なので、白ワインよりも赤ワインの方が合わせやすいです。
揚げていますし、さらにタルタルソースもボリューム感があるので、果実味のボリューム感が程よい、ミディアムボディくらいを合わせるとちょうどいいと思います。
例えばこんなワイン
ピエロ・マンチーニ
カンノナウ・ディ・サルデーニャ
プラムやブルーベリーの果実香、薬草のような清々しさが感じられる。チャーミングな赤い果実の甘みがあり、
飲み飽きしないタイプ。酸が味を引き締める。
フェウド・アランチョ
フェウド・アランチョ ネロ・ダーヴォラ
非常に豊かな香りが印象的。イチゴやカシスの果実に、黒胡椒のアクセント。果実由来の甘味と上品な酸のバランス。
ソフトなタンニンで舌触りが滑らかです。