プロによる ワインに合うレシピ
鶏の冷製ハーブ蒸し by 大橋みちこ
ハーブをたっぷり使った鶏肉レシピをご紹介。
深めのお鍋やフライパンを使って蒸してもいいし、レンジでチンでもできちゃいます。
爽やかな味わいで、爽やかな白ワインと相性抜群です。
材料
【材料 3~4人分】
鶏もも肉 1枚(約350g)
塩 小さじ3/4
胡椒 少々
タイム 2~3本
(乾燥タイム 小さじ1でもOK)
ローズマリー 1~2本
(乾燥ローズマリー 小さじ1/2でもOK)
セロリの葉 適量(あれば)
ディル 4~5本
チャービル 適量
(イタリアンパセリでも)
白ワイン
作り方
【1】鶏もも肉の皮がついていない側にフォークで数カ所穴を開け、両面に塩胡椒をすりこみ、白ワイン、タイムとローズマリーと一緒にビニール袋に入れて、30分冷蔵庫に置く。
【2】深めのフライパンなどに高さが出るような網を置いて、鶏肉をハーブと一緒に耐熱皿に入れたものを置き、弱目の中火で25分蒸す。セロリの葉があれば、蒸す時の水に入れておく(レンジでもOK。耐熱の器に鶏肉を皮を下にして置き、つけ汁とハーブも加えてラップをして、600wのレンジで3分、上下を返してさらに3分加熱する。そのままレンジの中に5分程置いておく。この場合はセロリは使わない)。
【3】蒸し汁ごとタッパーやジップロックに入れて冷蔵庫で冷やす。そうすると蒸し汁がプルプルのゼリー状になる。
【4】鶏肉をスライスし、ゼリー状の蒸し汁と一緒に並べる。
上にたっぷりのハーブを盛る
(今回はディルとチャービルを使用。
イタリアンパセリを使ってもいい)。
このレシピのコツ・ポイント
蒸す時と、できてからとダブルでハーブを使うことで、香りがとても豊かになります。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、辛口の白ワイン。
特に、料理にたっぷりと使っているハーブの香りに合わせて、品種はソーヴィニヨン・ブランがオススメです。
例えばこんなワイン
シャトー・ボネ
シャトー・ボネ 白
ボルドーの名門「アンドレ・リュルトン家」がアントル・ドゥ・メール北部に所有するシャトー。香り高く、新鮮な果実味に溢れた素晴らしい白ワインです。
シャトー・トゥール・ド・ミランボー
シャトー・トゥール・ド・ミランボー レゼルヴ 白
モン・ペラのデスパーニュ家が元々所有しており、名声の元となったシャトー。柑橘類や洋ナシの凝縮した香り。
非常にフレッシュで繊細な味わい。
フェアヴュー
フェアヴュー ソヴィヨン・ブラン
南アフリカの銘醸地パールで品質を急上昇させている革新的ワイナリー。ミントや青リンゴを想わせる清涼感ある果実の風味と完熟果実の風味がバランスよく調和しています。
サザン・バンダリー・ワインズ
ホーム・クリーク マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン
マールボロ産のお値打ちソーヴィニヨン。ジューシーなトロピカル・フルーツのアロマを持つボリューム感のある味わい。
いきいきとした酸も心地良く、飲み飽きしない綺麗な味わいです。
ビーニャ・バルディビエソ
シングルヴィンヤード レイダ・ヴァレー ソーヴィニヨン ブラン レセルバ
アロマティックな香りと旨味を感じさせるミネラル感。厚みのあるボディ、引き締まった酸。
大地の香りやスパイス香。長くエレガントなフィニッシュ。