プロによる ワインに合うレシピ
牛肉とキノコとアンチョビのトマトソースパスタ2017/12/26
牛肉とキノコとアンチョビのトマトソースパスタ by 大橋みちこ
赤ワインにぴったりのパスタレシピをご紹介。
牛肉やキノコ、アンチョビの旨味を効かせたトマトソースはコクや複雑味があって、香りも味も楽しめます。
ソースを使うパスタは、パスタを短めに茹でて、そのあとにソースの中で吸わせながら炒め煮すると美味しくできますよ。
材料
【材料】
パスタ 180g
ニンニク 1片
アンチョビ 10g
玉ねぎ 1/2個(紫玉ねぎでも)
しいたけ 100g
(他のキノコでも)
パセリ 適量
牛肉 100g
(こま切れでも薄切りでも)
オリーブオイル 大さじ2
赤ワイン 大さじ2
カットトマト缶 1/2缶
(約200g。ホールトマトは手で潰す)
ローリエ 1枚
塩 約小さじ1/2
胡椒 適量
パルミジャーノ・レッジャーノ 適量
(お好みで)
作り方
【1】ニンニクとアンチョビはみじん切りに。
玉ねぎは繊維に垂直に薄切りにする。
しいたけは5mm幅くらいに、パセリはみじん切りにする。
牛肉は一口大にきる。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、
ニンニクとアンチョビを弱火で炒める。
香りが出て来たら中火にして玉ねぎとしいたけを加えて炒めしんなりして来た牛肉も加えてさらに炒める。
パスタを塩を加えた湯で茹でる(表示の時間より2分くらい短めでいい)。
【3】(2)のフライパンに赤ワインを加え、アルコールを飛ばし、トマト缶、ローリエを加え、グツグツと煮立ったら弱火にして3分煮る。塩胡椒で味を整える。
【4】パスタを加えて、1分半~2分、パスタがちょうど良い固さになるくらいまでソースの中で煮る。
器に盛り、パセリをトッピングする。
お好みですりおろしたパルミジャーノもかける。
このレシピのコツ・ポイント
今回はしいたけを使用していますが、舞茸、マッシュルーム、しめじなどお好みのキノコを使ってOK!!
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、ミディアム~フルボディの赤ワイン。
程よく酸味があるものだと、トマトの酸味とマッチ。
牛肉やキノコのコク、アンチョビの旨味はワインの赤果実風味と合います。
例えばこんなワイン
テヌータ・サンアントニオ
サンアントニオ ヴァルポリチェッラ スペリオーレ ナンフ
黒果実でもカシスやブルーベリーのフレッシュさとフルーティな香りが特徴。杉のような清涼感もある。ふくよかな果実の広がりと旨味を感じる。しっとりとした舌触りも好印象。
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ
トレ・ラッポリ コンティ・ゼッカ
プーリア州の老舗ワイナリー、コンティ・ゼッカが最も得意とする3つの黒ブドウ品種を見事にブレンドして造られた自信作。様々な赤黒果実の香りが豊かに広がるジューシーなワインです。
カンティーナ・ディオメーデ
ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア
深いルビーレッド。イチゴや黒果実のジャム、スミレの豊かな香り、甘味のある濃厚な果実味と新鮮で上品な酸味、細やかで豊富なタンニンがあり、余韻では果実香が続く。
ポッジョトンド
キアンティ オーガニック
果実味が豊かで高品質なキアンティ。赤果実や樽由来の上品なスパイスの香りがありエレガントで複雑。舌触りが滑らかで柔らかく深い温かみがある上質なタンニンが長い余韻へ続く。
カルドーラ
カルドーラ サンジョヴェーゼ
サンジョヴェーゼ種の持つ程よいコクと酸味が特徴のアブルッツォ州の赤ワイン。チェリーやバニラの香りが広がります。
酸味とタンニンも心地よくトマトのパスタなどにぴったりです。