1年ぶりに復活!ハローワーク布施の夏限定シリーズ!採用選考等での失敗談を基にしたブラック企画「ハロワ怪談」 第1話「ポルターガイスト」
ハローワーク布施 マザーズコーナー
8月某日
前日の暑さが居座り、朝から30度を超えていた。
そんな暑い朝にAさんはやってきた。
Aさんは体育会系の風貌でかなり大柄な方だ。職業相談窓口に座られた際には、小柄な就職支援スタッフが見上げるような格好になってしまった。
「ポルターガイストに面接の邪魔をされるんです。」
大きな身体を縮め、Aさんは小さな声で話し出した。
「就職活動を始めて2週間目から始まったんです。最初はカカカカッていう音だけだったんですが、ある日に突然、自室の机が跳ねたんです。そりゃ驚きましたよ。パソコンで作りかけてた自己PR書もそのままに部屋を飛び出しました。その次は・・・」
カタカタカタ
隣の窓口から、「地震?」と不安そうな声がする。
ドン!
突然、窓口のカウンターが誰かに殴られたような音を出した。空気の異常な揺れを察知し、スタッフの表情が変わった。
ドン!ドン!
カウンターが突き上げられるように跳ねる。
まわりの人達が驚いてこちらを振り向く。
「また始まった。面接の時も机があると必ず起きるんです。」
ドンドンドン!
「想定外の質問に何て答えようかという緊張の中で突然に」
ドンドンドンドン!
ドンドン!ドンドン!ドンドン!
隣の相談者の方が悲鳴を上げようと息を吸った瞬間、小柄なスタッフがAさんに優しく声を掛けた。
「大丈夫ですよ。一度立ち上がって深呼吸してみましょう。」
その一言で音が止んだ。
「緊張し過ぎてクセの貧乏ゆすりが激しく出ちゃったようですね。緊張して不安になるのは当たり前のことです。模擬面接や想定問答の精度アップで心に余裕を作りましょう。適度な緊張感は必要ですが過度な緊張は取り除くよう準備を万全にしましょう。強い不安があるようなら毎週水曜日と木曜日に実施の臨床心理士による心のサポート相談も利用してみましょう。」
★ハロワ怪談2018★
この話はフィクションですが、緊張や不安から思わぬ失敗をしてしまうことがあります。ハローワークの専門相談窓口等を利用しで不安をできるだけ解消し、早期再就職を目指しましょう。
基本情報
名称 | ハローワーク布施 マザーズコーナー |
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フリガナ | ハローワークフセ マザーズコーナー |
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住所 | 577-0056 東大阪市長堂1-8-37 イオン布施駅前店4階 |
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アクセス | 近鉄奈良線布施駅北出口より徒歩2分 |
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電話番号 | 06-6782-4221 |
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ファックス番号 | 06-6783-6768 |
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利用時間 | 8:30~17:15 |
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定休日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
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