平成３０年５月の大阪府の有効求人倍率が１．７３まで上がりました。

テレビのニュースなどで景気の回復状況の指標として報告される有効求人倍率。
これは有効求職者に対する有効求人数の割合です。

「１．０」がちょうど1人に1件の求人があるということなので、「１．０」より高ければお仕事探しをしている方の人数より求人数が多いってことなのです。

上の折れ線グラフを見れば、最近では平成21年度の「０．４７」を底に右肩上がりとなっていることがわかります。
これにより、大阪府の景気が回復してきていると言われているのです。

しかし、実際に就職活動中の方は上の折れ線グラフで楽観視せず、下の柱状グラフをよく見てください。
職種によって有効求人倍率に大きな差異があります。特に職種転換希望の多い事務職はフルタイムでは２人に１件の有効求人もない状況なのです。

有効求人倍率の低い職種への就職を希望の皆さん！
応募前にハローワークの窓口で応募状況の情報確認、選考対策等を行い、万全を期して求人へ応募しましょう。