平成３０年２月１７日（土）　大阪経済法科大学　八尾駅前キャンパスにて「ものづくり企業が元気になるためのフィールドワーク」の報告会が行われました。

ものづくり企業が元気になるためのフィールドワークとは、「モノづくり企業が元気なるための事業」の一つとして平成２９年９月２９日からスタートした、ハローワーク布施管内にある大阪商業大学と大阪経済法科大学の学生が管内（東大阪市・八尾市）のものづくり企業を直接訪問し、ものづくり企業が抱える諸問題を聴取し対応策を研究するというものです。
管内ものづくり企業の諸問題の解消、そして大学生に管内ものづくり企業のことをよく知ってもらうことを目的としています。

「地域と共に進める働き方改革・生産性向上」のタイトルで実施された報告会には、１００名近くの参加者が集まりました。

大阪商業大学　粂野ゼミ生の報告ポイントは、
「人材難を住工接近の観点から考察し、工場見学等を地域に向けて発信することで、中小企業を知ってもらう必要がある。地元住民が企業を知ることで人と人をつなぐことにもなる。」

大阪経済法科大学　高橋ゼミ生の報告ポイントは、
「人材難を企業イメージから考察し、取り扱う商品だけでなく働く環境等を情報発信する機会を増やし、３Ｋイメージを払しょくする必要がある。」
「働くことについて、従業員目線、経営者目線でも考察した。」

担当教授からは、
「ハローワークからフィールドワークの提案を受け、学生が地元企業を知ることができたことが非常に重要である。」
「まだまだ分析不足のところもあり、今後とも検討を進めたい。」
との講評がありました。

なお、その後に実施されたグループ討議での提案・課題については今後に引き継がれます。

大阪商業大学、大阪経済法科大学の学生さん！お疲れ様でした！
フィールドワークにご協力いただいた企業のみなさん、各大学の先生方！ありがとうございました！

ものづくりの街「東大阪市」、「八尾市」を管轄とするハローワーク布施の「モノづくり企業が元気になるための事業」の今後の展開にご期待ください。