フラットカーテンの注意点
カーテンショップ さくらんぼ
『フラット』という言葉だけでは
縫製する側とお客様の間でのニュアンスの違いがあることに
ご注文を伺う時に感じます。
カーテンの縫製の依頼では、
『フラット』イコール『ヒダの無いカーテン』となり
お客様のご相談でお聞きするのが
『フラット』イコール『ピンっと張ったカーテン』が半数を占めていて
ご注文ごとにイメージの違いに出会うことがあります。
メーカーのカタログでは少しゆとりある③の1.2倍仕様のフラットカーテンが多いです。
①の1倍使用はカーテンレールの両端のフック間で測ったカーテンサイズにすると
カーテンの重みで若干 固定ランナー側に寄り
両開きで誤使用の場合は 中央にすき間を感じるかもしれません。
なので当店ではカーテンレールの幅に
ゆとりの5~10cmを足したサイズをお願いしております。
画像で言えば②の1.1倍のような状態です。
カーテンレールの種類によっては、静音のランナーを使用しているので
通常よりランナーの滑りがいいため カーテンの重みや生地の戻りに対して
素直に固定ランナーに寄りやすいです。
より仕上がり幅に ゆとりが大事になります。
対して、リングランナーを使用する装飾レールの場合は
リングランナーが通常のランナーより滑りにくいため
若干ゆとりが少なめでも 固定ランナーに寄りにくいと思われます。
お客様のイメージに合わせてお作りするため
当店では 仕上がりの幅(出来上がり)をご注文時にお伺いしています。
仕上がり幅には ゆとりを足すことをお忘れないようにお願いします。
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