プロによる ワインに合うレシピ
ひじきと梅とオリーブのタプナード風パスタ2019/11/23
ひじきと梅とオリーブのタプナード風パスタ by 大橋みちこ
今回は作り置きできて、ワインにもぴったりのソースのレシピをご紹介。
南仏の定番、タプナードを和風にアレンジ。
オリーブとアンチョビに、ひじきと梅干しをプラスすることで、ひじきの食感や香り、梅干しの酸味も加わって、より深みのある味わいに。
海藻もたっぷりたべれるので、体にもいい。
色々な食材に合うので、今回はブロッコリーだけでシンプルにパスタですが、シラスやエビなどの魚介を足してもいいし、ベーコンや鶏肉などを足してボリュームアップしても美味しいです。
材料
【材料 2~3人分】
ひじきと梅のタプナードソース 約150g
ショートパスタ 100g
(写真はコンキリエを使用)
ブロッコリー 120g
スプラウト 適量
ピンクペッパー 適量
【ソースの材料(作りやすい分量)】
乾燥ひじき 20g
(戻して約190g)
ニンニク 3片
アンチョビ 12g
オリーブオイル 大さじ2+大さじ5~6
黒オリーブ 50g(種なし)
梅干し 正味20g
(塩分13%の場合)
胡椒 適量
作り方
【2】ニンニクは薄切り、アンチョビは粗く刻む。梅干しは種を取り除き、叩く。
【3】フライパンにオリーブオイル大さじ2を熱し、ニンニク、アンチョビを弱火で炒める。香りが出てきたら①のひじきも加えて水分を飛ばすように炒める。
【4】オリーブと梅干し、胡椒も加えてさっと炒める。
【5】フードプロセッサーやハンドミキサーで、オリーブオイル大さじ5〜6を足しながら撹拌する。(塩気が足りなければ塩か梅干しで調整する。)
【7】ブロッコリーは小房に分け、パスタが茹で上がる1分半前に加えて一緒に茹でる。
【8】茹で上がったらタプナードソースを和えて器に盛り、スプラウトを散らす。ピンクペッパーもあれば、つぶしながら散らす。
このレシピのコツ・ポイント
塩ではなく梅干しを使うことで、酸味と香りも加わりソースの味の深みがぐっと増します。
この料理に合うワインのタイプ
これに合わせたいのは、軽めの赤ワイン。
オリーブやひじきのコクがあるので、白やロゼもいいけど、赤が特にオススメ。
梅干しの酸味に合わせて、酸味もあるものを選ぶと相性ぴったりです!
例えばこんなワイン
ローガン・ワインズ
ウィマーラ ピノ・ノワール
アボリジニの言葉で絶景を意味するウィマーラ。その絶景で生まれる香り高いピノ・ノワール。シナモンや木イチゴのアロマに柔らかい芳醇な香り。繊細な酸が余韻を美しく形成します。
ドメーヌ・ポール・マス
ラ・フォルジュ・エステイト ピノ・ノワール
厳選されたピノ・ノワール種をオーク樽熟成させ造られる赤ワイン。完熟したチェリーやイチゴジャムなどの上品なアロマ、南フランスならではの芳醇な果実味が楽しめます。
サザン・バンダリー・ワインズ
ホーム・クリーク ピノ・ノワール
ニュージーランド産グレートバリューなピノ。チャーミングで深いダークベリーの果実味を持ち、タバコや大地を想わせる芳醇な香りが特徴の旨味たっぷりな赤ワインです。
ビニェードス・エラスリス・オバリェ
パヌール ピノ・ノワール リザーヴ オーク・エイジド
チェリーや煮詰めたイチゴにバニラ香を想わせる複雑で完熟した果実のアロマ。滑らかな舌触りに長い余韻。
グッドバリューな本格派ピノ・ノワールです。