プロによる ワインに合うレシピ
魚介と高菜漬けとトウチの鍋 by 大橋みちこ
意外にワインにとてもよく合うお鍋レシピをご紹介。
高菜漬けとトウチの旨味や香りをベースにした、中華風のお鍋。
たっぷりの魚介とわかめ、を加えて濃厚な旨味を楽しめます。
特にオススメなのは、ロゼワイン。
ロゼワインならではのコクが、トウチのコクとマッチし、具材の濃厚な風味と寄り添います。
材料
【材料 2~3人分】
お好みの魚 350~400g
(写真は、タラ、メカジキなどの白身や鮭)
えび 4尾
(殻付きの大きめのもの)
わかめ 90g
(塩抜き、もしくは戻した状態で)
セリ 100g
しいたけ 100g
絹ごし豆腐 1/2丁(150g)
ピンクペッパー 適量(お好みで)
ラーメンやうどん 適量
[スープ]
高菜漬け 75g
トウチ 15g
ごま油 大さじ1
鶏がらスープ 800cc
(お湯に鶏がらスープの素 大さじ1)
胡椒 適量
作り方
【1】魚は適当な大きさ(大き目の一口大くらい)に切り、
塩少々(分量外)をふり、10分置く。
出てきた水分をペーパータオルで拭き取る。
エビは頭がついているものは頭と足を取り、
背わたを竹串などで取り除く。
【2】わかめは乾燥のものは戻し、塩蔵のものは水にさらして塩抜きをする。食べやすい大きさに切る。
【3】セリは、4~5cmの長さに切る。
【4】しいたけは石づきの先の硬い部分だけ取り除き、石づきは縦半分に、傘は1~1.5cmの厚さに切る。
【5】高菜漬けは5mmくらいに刻む。
【6】トウチも粗く刻む。
【7】鍋にごま油を熱し、高菜漬けとトウチを加えて炒める。
【8】鶏がらスープを加えて煮立たせる
(味をみて、塩気が足りないようだったら塩を足す。
塩気が強すぎるようだったら水を足す)。
【9】具材も加えて煮る。お好みでピンクペッパーを指で潰しながら散らす。
締めはラーメンがオススメ。
このレシピのコツ・ポイント
トウチが手に入らない場合は、トウチ醤を使っても美味しくできます。
魚介はお好みのものを使ってくださいね。
この料理に合うワインのタイプ
このお鍋に合わせたいのは、辛口ロゼワイン。
高菜漬けの酸味や旨味、トウチのコクがたっぷり滲み出たスープは、ワインの酸味や旨味と寄り添います。
優しい味のワインを選ぶと食材の旨みを引き立ててくれます。
例えばこんなワイン
シャトー・ド・ロムラード
キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ
南仏の代表的な避暑地ニースの近郊で造られる辛口のロゼ。
スッキリとした口当たりが特徴で、地中海料理にはもちろんのこと、幅広い料理にマッチします。