プロによる ワインに合うレシピ
ナスとベーコンのトマトソーススパゲッティ2017/04/10
ナスとベーコンのトマトソーススパゲッティ by 大橋みちこ
定番のトマトソースもちょっと手を加えるだけでご馳走に!
ナスは最初にナスだけオリーブオイルを吸わせて焼けば、とってもジューシー。
素揚げする必要はなく、焼くだけでいいので簡単。
ナスの甘みとトマトとケッパーの酸味、ベーコンの塩気が絶妙に合うパスタです。
今回は、パクチーをトッピングにして、独特の爽やかさをプラス。
ナスの甘みやトマトの酸味にパクチーは相性バッチリです。
材料
【材料 2人分】
パスタ 180g
ナス 2~3本(約180g)
ベーコン 40g
ケッパー 小さじ2(あれば)
玉ねぎ 1/4個
ニンニク 1片
トマト缶 1/2缶(約200g)
パクチー 10g
(苦手な方は、セロリの葉やイタリアンパセリ、春菊やセリなど)
赤ワイン 大さじ2
オリーブオイル 大さじ2+小さじ2
塩 適量
胡椒 適量
作り方
【1】ナスはヘタの部分を取り除き、一口大の乱切りにする。
2~3分水にさらして、水気をしっかりときる。
【2】ベーコンは1cm幅に切る。
玉ねぎとニンニクはみじん切りに
ケッパーは粗みじん切りにする。
【3】トッピング用のパクチーは1cmの長さに切る。
【4】フライパンにオリーブオイル大さじ2を熱し
ナスを中火で炒める(こんがり焼き色がつくくらい)。
塩ひとつまみをふり、一旦取り出す。
【5】フライパンにオリーブオイル小さじ2を熱し、
ニンニクと玉ねぎを弱火で炒める。
しんなりとしたら、ベーコンも加えてさらに炒める。
パスタを塩を加えた湯で茹でる
(表示の時間より2分くらい短めでいい)。
【6】(5)のフライパンにトマト缶、ケッパー
赤ワインを加え中火にし
グツグツと煮立ったら弱火にして4分煮る。
塩コショウで味を整える。
【7】パスタとナスを加えて1分半~2分
パスタがちょうど良い固さになるくらいまでソースの中で煮る。
器に盛り、パクチーをトッピングする。
このレシピのコツ・ポイント
ナスを最初にしっかり油を吸わせて焼くことで、クタクタにならず、とってもジューシー。
パクチーが苦手な方は、セロリの葉やイタリアンパセリ、春菊やセリなどをトッピングしてみてください。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、ミディアムボディの赤ワイン。
トマトでパスタといえば、やっぱりイタリアの印象なので、今回のおすすめはイタリアワイン。
例えば、定番のサンジョベーゼはトマトの甘酸っぱさと相性抜群。
カベルネ・フラン主体のもので合わせるのも面白い。
青いようなハーブのような清涼感のある香りがあるのが特徴の品種なのでパクチーの爽やかな香りと好相性。
例えばこんなワイン
ポッジョ・アルジェンティエラ
マレンマンテ ロッソ・トスカーナ
トスカーナの銘醸生産者「トゥア・リータ」が所有するワイナリー。トスカーナ南部のグローセットに位置し、地中海気候に恵まれた完熟した果実味と滑らかなタンニンが心地よい。
アジィエンダ・アグリコーラ・サン・ルチアーノ
コッレ・カルピート
明るい鮮やかな色合い。ハーブや杉のニュアンス、きれいな果実香が好印象。甘味の乗った熟した果実味に、滑らかなタンニン。決して派手ではないが、この飲み疲れのなさが正に食事向き。
レオポルド・プリモ・ディ・トスカーナ
ダリア トスカーナ
深いルビーレッド。ブラックベリー、レーズン、ドライハーブ、バニラ、スパイスの豊かで複雑な香り。濃厚滑らかな果実味で全てが上品に調和し優雅。余韻は長く美しい果実香を楽しめる。
ポッジョトンド
ポッジョトンド トスカーナ ロッソ オーガニック
キアンティ地区に位置し、数多くの生産者の醸造コンサルタント経験を持つオーナーが所有するポッジョトンド。ここのベースワインで、フレッシュな果実味と程良いボディを備えています。