プロによる ワインに合うレシピ
ホタテとキウイと山椒のカルパッチョ2017/04/01
ホタテとキウイと山椒のカルパッチョ by 大橋みちこ
ホタテとキウイ!?
騙されたと思って、作って見てください。
ホタテの甘みとキウイの鮮烈な酸味が絶妙な相性。
そこに山椒のピリッとした刺激が最高のアクセントになります。
キウイの甘みも全く嫌味なく、ソースのコクになり、ホタテの甘みを引き立てます。
白と緑で見た目も綺麗。
おもてなしにも使える一品です。
材料
【材料 2人分】
ホタテ貝の貝柱 80g
キウイ 1/2個(約50g)
実山椒の塩漬け 小さじ1
オリーブオイル 小さじ2
白ワインビネガー 小さじ1/2
塩 小さじ1/6+少々
添える野菜 適量
(今回は赤大根(レディサラダ)とスプラウトを使用)
作り方
【1】ホタテはスライスする。
(厚いものは縦にスライスすると食感をより楽しめます)
【2】キウイは皮をむきみじん切りにする。
【3】実山椒の塩漬けも粗く刻む。
【4】(2)と(3)オリーブオイル、白ワインビネガー
塩を混ぜる。
【5】レディサラダはスライスし水にさっとさらす。
(普通の大根の場合は皮をむく)
スプラウトは根元を落とす。
【6】お皿にレディサラダとホタテを並べる。
このレシピのコツ・ポイント
赤大根(レディサラダ)が手に入らない場合は、普通の白い大根でOK。
その場合は皮をむいてからスライスしてくださいね。
山椒の代わりに粗挽きの黒胡椒を使っても美味しくできますよ。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは辛口白ワイン。
キウイの酸味に合わせて、キリッと酸味があるものが合います。
この酸味がホタテの甘みとも中和して、心地よいマリアージュに。
山椒の刺激もワインの酸味と相性○
例えばこんなワイン
ピエロ・マンチーニ
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ
洋ナシやライチのような瑞々しいフルーツの香りに、
ラムネのようなニュアンス。
白い花の芳香。
程よい厚みのあるボディにグレープフルーツのような果実味。
ミネラルが豊か。
チョカパーリャ
マール・デ・リスボア白
輝くイエロー。非常にフレッシュかつはつらつとした
柑橘系のアロマ。
果実味もいきいきとしつつ、潮風のようなミネラル感。
シーフードとの相性が素晴らしい白。
シャトー・ラモット・ヴァンサン
シャトー・ラモット・ヴァンサン白
アントル・ドゥ・メールで4世代に亘り
ワイン造りを営む生産者。
ハーブを想わせる爽やかなアロマ。
南国フルーツのようなジューシーさ、酸とまろやかさのバランスが良いワイン。
シャトー・ド・フォントニーユ
シャトー・ド・フォントニーユ白
13世紀からワイン造りが行われている歴史あるシャトー。
澱と共に熟成させることで、フレッシュで香り高い風味を保ちながら、味わいに奥行きも持たせています。
ボデガス・ナイロア
ナイロア
ガリシア地方リベイロ産の地ブドウをブレンドして造られる、フレッシュでバランスの良い白ワイン。
繊細な香りときれいなスタイルは、シーフードとの相性も抜群です。