プロによる ワインに合うレシピ
牡蠣の牛肉巻き オリーブ風味 by 大橋みちこ
牡蠣と牛肉。
どちらも主役級の食材を共演させた美味しいおつまみレシピをご紹介。
ぷりぷりの真牡蠣を牛肉で巻いてニンニクをきかせたバターで焼いて醤油で味付け。
これだけでも十分美味しいけれど、オリーブの風味をきかせると、ワインが止まらない味に。
赤ワインに最高のおつまみです♪
材料
【材料 2人分】
牡蠣 8個(約200g)
牛肉薄切り 8枚(約170g)
黒オリーブ 25g(種ぬきの状態)
ニンニク 1片
粒マスタード 小さじ1と1/2
塩 ひとつまみ
赤ワイン 大さじ1+大さじ1
醤油 大さじ1/2
バター 10g
胡椒 適量
添える野菜 適量
(今回はクレソンを使用)
作り方
【1】牡蠣は汚れが気になるようであれば、
塩水でさっと洗ってペーパータオルで
しっかり水気を拭き取る。
オリーブは細かく刻み、おろしにんにく、
粒マスタード、塩ひとつまみと共に
器に入れて混ぜる。
【2】牛肉に(2)の1/8量を塗り、牡蠣をのせて巻く。
【3】8個とも同じように巻く。
【4】フライパンを中火で熱し、バターを溶かす。
【5】バターが溶けたら(4)の牛肉巻きを並べ、
両面こんがりと焼く。
周りが焼けたら赤ワイン大さじ1を加えて、
蓋をして1分半弱火で蒸し焼きにする。
【6】蓋を取り、赤ワイン大さじ1と醤油を加えて
中火にし、絡めながら炒める。
このレシピのコツ・ポイント
刻んだオリーブを中に巻いて、香りをプラス。
ご飯に合う味から、ワインが飲みたくなる味わいに。
マスタードの酸味を効かせるのもポイントです。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、ミディアムボディの赤ワイン。
牡蠣の旨味、牛肉の旨味とダブルの旨味なので、ワインも旨味を感じるものや複雑な味わいのものを。
醤油バターの風味も赤ワインとは相性がいいし、オリーブの香りももちろんワインとは合います。
例えばこんなワイン
アジィエンダ・アグリコーラ・セルヴァグロッサ
ムスケン
フレッシュなチェリーやカシスの果実香が豊か。ふくよかな果実味に甘味があって、程よいボリューム感が楽しめる。インパクトがあり、ハーブのような爽快なアフターが楽しめます。
クロ・デ・フ
ピノ・ スブソルム
艶やかでかつ透明感のある明るい赤果実のアロマを持つピノ。いきいきとした酸、洗練されたミネラル感を持つクリーンで軽快なスタイルのピノ・ノワールです。
ドメーヌ・ポール・マス
ラ・フォルジュ・エステイト ピノ・ノワール
厳選されたピノ・ノワール種をオーク樽熟成させ造られる赤ワイン。完熟したチェリーやイチゴジャムなどの上品なアロマ、南フランスならではの芳醇な果実味が楽しめます。
メゾン・ジャン・フィリップ・マルシャン
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ赤
銘醸畑が連なる「コート・ド・ニュイ地区」。その南西部にあたる丘陵地帯で造られる「ピノ・ノワール種」の赤で、芳醇で果実味に富んだ味わいが魅力的です。