プロによる ワインに合うレシピ
豚肉と椎茸とプルーンの煮込み by 大橋みちこ
今日は、ドライのプルーンを使った煮込み料理のレシピをご紹介。
煮込んだプルーンがとろけてソース全体に優しい甘みとコク。
ほろほろに煮込まれた豚肉に、この程よい甘さのソースがバッチリ合います。
プルーンを入れて煮込むからか、普段よりもお肉が柔らかい気が。
椎茸の旨みも加わって、とっても味わい深い煮込み料理です。
材料
【材料 4~5人分】
豚肩ロース塊 600g
プルーン 120g(種無し)
タマネギ 1個
セロリ 1本
しいたけ 100g
ニンニク 2片
ローリエ 2枚
赤ワイン 100cc
水 200cc
コンソメ 1個(顆粒1本)
小麦粉 適量
オリーブオイル 小さじ1+大さじ1
塩 小さじ1/3+小さじ1/3
胡椒 適量
作り方
【1】タマネギは縦半分に切り、繊維を断ち切る方向に薄切りにする。セロリの茎は筋を取り、ななめ薄切りにする。
【2】椎茸は軸を取り、薄切りに、
ニンニクも芯を取ってうすぎりにする。
【3】豚肉は12等分に切り、塩小さじ1/3をふり
小麦粉をまぶす。
【4】フライパンにオリーブ油小さじ1を熱し、
中火で豚肉を焼く。両面焼いたら鍋に入れる。
【5】フライパンにオリーブオイル大さじ1を足し
(1)のタマネギを塩ひとつまみを加えて弱めの中火で炒める。
【6】しんなりしたらセロリ、しいたけ、ニンニクを加えしんなりするまで炒める。(4)の煮込む用の鍋に入れる。
【7】赤ワイン、水、プルーン、コンソメ、ローリエ、塩小さじ1/3を加えて中火にかけ、
煮たったら弱火にして蓋をして30分煮込む。
このレシピのコツ・ポイント
プルーンはお砂糖を使っていないものを使ってください。
お砂糖を使っているものだと、かなり甘くなってしまいます。
椎茸の代わりに舞茸やマッシュルームを使っても美味しくできますよ。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、ミディアム~フルボディの赤ワイン。
プルーンの甘みに合わせて、ワインにも凝縮した果実味やドライフルーツのような風味があるものがオススメ。
甘みと甘みが寄り添うマリアージュに。
南イタリアや南仏、ニューワールドのワインなど幅広く合わせることができます。
例えばこんなワイン
カンティーネ・サン・マルツァーノ
タロ サリーチェ・サレンティーノ
ガーネットがかった深みのあるルビーレッド。チェリーや熟したプルーンなどの果実味、タンニンをしっかりと感じさせつつも、ほんのりと感じるハーブが余韻を引き締め、飲み飽きしない。
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ
トレ・グラッポリ コンティ・ゼッカ
プーリア州の老舗ワイナリー、コンティ・ゼッカが最も得意とする3つの黒ブドウ品種を見事にブレンドして造られた自信作。様々な赤黒果実の香りが豊かに広がるジューシーなワインです。
カンティーネ・サン・マルツァーノ
イル・プーモ プリミティーヴォ
スミレ、チェリーやプラムのアロマにバニラやローズマリーなどのハーブのニュアンス。ボリュームのある果実味、ソフトなタンニンとバランスの良さが魅力の飲み心地のよい赤ワインです。
テッレ・デル・コルノ
オーロ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
「金」という名のワイン。完熟フルーツの旨味がギュッと詰まったコクのあるタイプ。ベリーやチェリーのアロマに心地良い酸味があり、バランスがよくソフトで滑らかなワインです。
アクスティック・セリェール
アスクティック赤
60年の古木で醸すカリニェナ主体の赤ワイン。ブドウの果実がピュアに表現され、香りにはベリーのアロマがあふれています。程よい酸と黒果実の甘みが余韻に残ります。