プロによる ワインに合うレシピ
牛肉と春雨とパクチーのサラダ by 大橋みちこ
今回は、柑橘の酸味とパクチーの香りをきかせた、エスニック風の春雨サラダレシピをご紹介。
牛肉を使う事で、たださっぱりなだけではなく、しっかりと食べ応えもあります。
下味をつけて焼いた牛肉は、さっぱりした春雨や野菜の爽やかさと絶妙な相性。
どんどん食べたくなる味です♪
キリッと冷やした白ワインと相性抜群!
材料
【材料 3~4人分】
牛肉 100g
(切り落としでも薄切りでも可)
[下味用]
ナンプラー 小さじ1
砂糖 小さじ2/3
ニンニク 1/2片
柚子胡椒 小さじ1/3~1/2
(唐辛子の輪切りで代用も可)
春雨 70g(乾燥)
スダチ 1と1/2個
パクチー 20g
紫タマネギ 1/2個
(普通のタマネギでも可)
みょうが 1個
オリーブオイル 小さじ1
[ドレッシング]
ナンプラー 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
胡椒 適量
作り方
【1】牛肉は大きければ食べやすい大きさに切る。
ビニール袋に下味用の、ナンプラー、
おろしにんにく、砂糖、柚子胡椒、
カボス1/4個分の果汁を入れ、牛肉を加えてもみこむ。
【2】春雨は袋の表示の通りに戻すかゆでる。
長ければ適当に切る。
【3】紫タマネギは繊維に垂直に薄切り
(スライサーでスライスしてもOK)にする。
みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りにする。
ボウルに水(できれば氷水)をはり、紫タマネギとみょうがを入れ2~3分さらして、水気をしっかりと切る。
【4】パクチーは茎の部分は1cm、
葉の部分は2cmの長さに切る。
スダチ1/2個分は半分に切りスライスする。
【5】ドレッシングの材料とスダチ果汁4/3個分を混ぜる。
【6】フライパンにオリーブオイル小さじ1を熱し、
(1)の牛肉を広げながら並べて焼く。
【7】ボウルに牛肉、野菜、パクチー、スライスしたスダチを入れてドレッシングを和える。
このレシピのコツ・ポイント
春雨はもちもち食感のものより、つるっと細めな緑豆春雨の方がこの料理にむいています。
牛肉の代わりに、豚肉を使っても美味しく出来ますし、パクチーが苦手な方は三つ葉やセリを使ってみて下さい。
スダチの代わりに、レモン、ライム、カボスでも美味しくできます。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、辛口白ワイン。
へべすの酸味やパクチーの香りがきいていて爽やかな味わいの料理なので、ワインも爽やかな風味のものを。
品種でいうとソーヴィニヨンブランがオススメです。
例えばこんなワイン
アロガント・フロッグ
アロガント・フロッグ ソーヴィニヨン・ブラン
南仏の豊かな気候で育ったブドウから造られる、世界20カ国以上で愛される世界的人気ブランド。グレープフルーツ、ツゲを想わせる爽やかなアロマにいきいきとした酸味が心地よい。
サザン・バンダリー・ワインズ
ホーム・クリーク マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン
マールボロ産のお値打ちソーヴィニヨン。ジューシーなトロピカル・フルーツのアロマを持つボリューム感のある味わい。
いきいきとした酸も心地良く、飲み飽きしない綺麗な味わいです。
スピアー・ワインズ
スピアー ソーヴィニヨン・ブラン
南アフリカの高級ワイン産地ステレンボッシュで1692年からワイン造りを行う名門。新鮮な柑橘果実のアロマを持ち、ハーブや若芝を想わせるスパイシーな味わいが特徴の白ワインです。
シャトー・ラモット・ヴァンサン
シャトー・ラモット・ヴァンサン白
アントル・ドゥ・メールで4世代に亘りワイン造りを営む生産者。ハーブを想わせる爽やかなアロマ。
トロピカルフルーツのようなジューシーさ、酸とまろやかさのバランスが良いワイン。
アンドレ・リュルトン
シャトー・ボネ白
ボルドーの名門「アンドレ・リュルトン家」がアントル・ドゥ・メール北部に所有するシャトー。
香り高く、新鮮な果実味に溢れた素晴らしい白ワインです。