プロによる ワインに合うレシピ
さんまとマッシュルームのパエリア2016/10/13
さんまとマッシュルームのパエリア by 大橋みちこ
秋といえばサンマ。
サンマを食べないと秋になった気がしない!
お刺身も塩焼きも最高ですが、今日は、ちょっとだけ手の込んだ料理を。
サンマのパエリアをご紹介します。
パエリアパンがなくても、フライパンでできます。
そのまま出せば、おもてなし料理にもピッタリ!
サンマが美味しいこの季節に、ぜひ作ってみてください。
材料
【材料 4人分】
サンマ 2尾
米 2合
タマネギ 1/2個
セロリの茎 1/2本分(約60g)
マッシュルーム 6個(80g)
ニンニク 1片
トマト水煮 200g
オリーブオイル 大さじ2
お湯 500cc
コンソメ 1袋(300cc用)
塩 小さじ1
クミンパウダー 小さじ2/3
サフラン 少々(あれば)
胡椒 少々
パセリ 適量
作り方
【1】サンマは塩少々をふり、魚焼きグリルなどで
皮にこんがりと焼き色がつくくらい焼く。
(フライパンで焼く場合は、クッキングシートを敷いて焼く。オーブンでもOK。)
【2】コンソメスープを300cc(少し残しておく)とトマトの水煮を加えて煮たったら
アルミホイルで蓋をして7分煮る。
【3】へらなどで一混ぜしてから残りのスープを入れて、焼いたサンマをのせ、再度アルミホイルで蓋をして弱めの中火で7分煮る。味見をしてごはんが硬すぎるようであれば
少し時間を延ばす。
最後に少し火を強めて(パチパチ音がする)、
火を止めて10分蒸らす。
【4】セロリの茎は筋を取ってみじん切り、
タマネギとニンニクもみじん切りにする。
【5】マッシュルームは薄切りにする。
パセリもみじん切りにしておく。
お湯に、塩小さじ1と、コンソメ、サフラン、
クミンパウダーを混ぜておく。
【6】フライパンにオリーブオイルを熱し、
セロリ、タマネギ、ニンニクを弱めの中火で炒める。
【7】マッシュルームも加えて塩少々をふり、炒める。
【8】米を加えて少し透明感がでるくらいまで
(米全部が熱くなるくらい)炒める。
このレシピのコツ・ポイント
肝を入れるか入れないかは、お好みで。
入れた方が、苦みや旨みが加わります。
サフランやクミンパウダーはあればでOK。
入れると香りがよくなりますよ。
この料理に合うワインのタイプ
このレシピに合わせたいのは、軽めの赤ワイン。
サンマの肝ごと混ぜるので、白ワインだと少し生臭みが出てしまうものもあります。
でも重い赤ワインだと、せっかくのサンマの旨みが隠れてしまう。
なので、軽めの赤ワインを。
トマトの風味と軽めの赤ワインは相性抜群です。
例えばこんなワイン
バラオンダ
バラオンダ モナストレル
スペイン南東部、イエクラの品質をリードする造り手による、モナストレル種100%の赤ワイン。ベリー系の果実を想わせる芳醇な香り、円やかで凝縮感のある味わいです。
セリェール・ピニョル
ラッチ・デ・ライム赤
「ブドウの稲妻」を意味するラッチ・デ・ライムは、凝縮した果実味が特徴。ブラックチェリーやブラックベリー、スパイス香も立ち上がる複雑な味わいの赤ワインです。
コオペラティーバ・アグラリア・サンタ・キテリア
イゲルエラ赤
スペイン南東部アルマンサD.O.の生産者。フランス原産で今ではアルマンサの地ブドウとも言える、ガルナッチャ・ティントレラ種100%使用の果実味主体で濃い色調の赤ワインです。
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ
トレ・グラッポリ コンティ・ゼッカ
プーリア州の老舗ワイナリー、コンティ・ゼッカが最も得意とする3つの黒ブドウ品種を見事にブレンドして造られた自信作。様々な赤黒果実の香りが豊かに広がるジューシーなワインです。
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ
ドンナ・マルツィア ネグロアマーロ
南イタリアの地ブドウ、ネグロアマーロ種主体のワインです。完熟したベリーやチェリーのアロマに溢れ、果実味がとても豊か。新鮮で適度なコクがあり、気軽に毎日楽しめるワインです。