プロによる ワインに合うレシピ
豚の梅煮 by 大橋みちこ
梅干したっぷりのさっぱり煮豚。
ワインにもご飯にも抜群に合うスタミナレシピ。
まさに夏本番。
暑い日が続いていますね。
こんなに暑いと食欲は減退気味だけど、スタミナがつくものを食べたいですよね。
今日はそんな時にピッタリなレシピをご紹介。
豚バラ肉を梅干しと一緒に煮てさっぱりと。
たっぷりのネギも一緒に煮ていきます。
脂の甘みと梅の酸味が絶妙な相性。
こってりした脂もさっぱりと食べる事ができます。
軽めの赤ワインと合うスタミナレシピです。
材料
【材料 4人分】
豚バラ肉塊 500g
ネギ 3本
梅干し 4~5個
ニンニク 3片
生姜 20g
水 150cc
酒 60cc
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
卵 4個
作り方
【1】豚肉は2cmくらいの厚さに切る。
フライパンに油を敷かずに豚肉を並べ
中火で両面を焼く。
【2】ネギを5cmくらいの長さに切り
鍋に敷き詰める。
【3】のネギの上に、肉、生姜の薄切り、にんにく、梅干しをのせる。水、酒、みりん、さとう、醤油を混ぜたものを注ぐ。
【4】中火にかけ、ぐつぐつと煮立ってきたら、蓋をして1時間~1時間半、お肉がやわらかくなるまで煮る。
【卵を入れる場合】
半熟ゆで卵を作り(沸騰したお湯で常温に戻した卵を6分半~7分ゆでる)
お肉を煮終わって火を止めてから鍋に入れる。
再度温めるときは、卵を一旦取り出してから温める。
このレシピのコツ・ポイント
煮る前に豚肉の表面を焼くのがポイント。
こうすることで、お肉の旨みを閉じ込めジューシーに煮ることができます。
又、焼き目の香ばしさも旨みになります。
この料理に合うワインのタイプ
このワインに合わせたいのは、ミディアムボディの赤ワイン。
程よい果実味のボリューム感が豚の旨みや梅の香りを引き立ててくれます。
オススメの品種はピノ・ノワールやサンジョベーゼ。
この品種の酸味が梅の酸味とマッチします。
例えばこんなワイン
サザン・バンダリー・ワインズ
ザ・スプリングス ピノ・ノワール
若々しい果実味が前に出たスタイルのニュージーランド産ピノ・ノワール。レッドベリーやチェリーのフレーバーを持ち、エレガントでしなやかなタンニンが魅力の上質な赤ワインです。
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ
ハンドクラフト ピノ・ノワール
ゴージャスなチェリーやバニラのアロマを持ち、熟したブラックチェリーや甘いスパイス香がぐんぐん広がります。ふくよかで深みのある味わいの洗練された、上質なピノ・ノワールです。
ドメーヌ・ポール・マス
イル・ラフォルジュ ピノ・ノワール
厳選されたピノ・ノワール種をオーク樽熟成させ造られる赤ワイン。完熟したチェリーやイチゴジャムなどの上品なアロマ、南フランスならではの芳醇な果実味が楽しめます。
アジィエンダ・アグリコーラ・グラーティ
キアンティ
サンジョヴェーゼ種を主体に造られるキアンティはイタリアの代表的な赤ワインです。果実味や酸味に富み、渋みも程良く、滑らかな舌触りが大人気です。
カルドーラ
カルドーラ サンジョヴェーゼ
サンジョヴェーゼ種の持つ程よいコクと酸味が特徴のアブルッツォ州の赤ワイン。チェリーやバニラの香りが広がります。酸味とタンニンも心地よくトマトのパスタなどにぴったりです。